
長年愛用してきたコレクションを整理し、次の新しいモデルを迎えるための資金にしたいと、あるお客様がご来店されました。今回お持ちいただいたのは、ロレックスの飽和潜水仕様ダイバーズウォッチ、シードゥエラー ディープシー(Ref.126660)です。プロフェッショナルな過酷な環境にも耐えうる圧倒的なスペックを備えたこの時計は、多くの愛好家から厚い支持を得ています。お客様がこの重厚な一本を大切に扱ってきたお気持ちを尊重し、専門家としてその価値を最大限に評価させていただくことになりました。今回拝見した126660は、現行のディープシーらしい迫力ある44mmのケース径と、3,900メートル防水という驚異的なスペックを誇るモデルです。セラクロムベゼルの発色の良さと、傷のつきにくさは、日常使いにおいても非常に高い満足感を提供してくれます。また、ブレスレットには独自の「グライドロック エクステンションシステム」が搭載されており、ダイビングスーツの上からでも容易にサイズ調整が可能です。お客様がこの時計をいかに大切に保管されていたかは、鏡面仕上げが施されたケースサイドの美しさや、バックル部分の微細な傷の少なさから一目で伝わってきました。査定において私が特に重視したのは、回転ベゼルの動作精度と、ブレスレットの剛性です。シードゥエラーのような重厚なモデルは、ハードな使用環境下ではベゼルのクリック感が損なわれたり、ブレスレットのピンに負担がかかり伸びが生じたりすることがあります。しかし、今回のお品物は、クリック感も非常に小気味よく、ブレスレットの張りも申し分ない状態でした。また、ロレックスの価値を左右する付属品についても、最新のギャランティカードや余りコマがすべて完備されていたことは、自信を持って最高額を提示できる大きな決め手となりました。ロレックスのスポーツモデルを所有されている方にいつもお伝えしていることですが、売却前にご自身で無理にポリッシュ(研磨)を行わないでください。特にシードゥエラーのようにケースの厚みとエッジの鋭さが魅力のモデルは、素人判断で研磨してしまうと、本来のプロポーションが崩れてしまい、逆に査定額を下げてしまうリスクがあります。ホコリを払う程度にとどめ、そのままの状態でお持ちいただくのが一番です。また、時計本体だけでなく、外箱や国際保証書といった付属品がすべて揃っているかどうかが、次のオーナー様にとっての価値を大きく左右しますので、ぜひすべてまとめてお持ちください。今回、お客様には納得いただける査定額を提示することができ、新しい時計選びの資金として役立てていただける運びとなりました。数あるお店の中から当店を選んでいただき、大切にされてきた一本を託していただけたことは、鑑定士として何よりの誇りです。もしお手元に価値ある一本があり、その詳細な資産価値を知りたいとお考えであれば、ぜひ一度お気軽に難波の当店へご相談ください。専門知識を持つスタッフが、あなたの時計と真摯に向き合い、その価値を最大限に評価させていただきます。



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